アイリスオーヤマのハイブリッド式加湿器は、「省エネで使いたいけれど、加湿力もしっかりほしい」という人に人気です。
とはいえ、「ハイブリッド式って、実際にどれくらい電気代がかかるの？」 と気になりますよね。
先に結論をまとめると、目安は次の通りです。
- 弱（40W前後）… 約1.2円／h → 1日 約9.6円（８時間）
- 自動（120W前後）… 約3.6円／h → 1日 約28円（８時間）
- 強（300W前後）… 約9円／h → 1日 約72円（８時間）
弱・自動はかなり省エネで、毎日使っても月数百円レベル。
必要なときだけ強運転を使えるため、「節電しながらしっかり加湿できる」 のがハイブリッド式の魅力です。
この記事では、アイリスオーヤマのハイブリッド式加湿器の電気代をわかりやすく整理し、省エネで快適に使うためのポイントも紹介していきます。
アイリスオーヤマ ハイブリッド式加湿器の電気代はどれくらい？
アイリスオーヤマのハイブリッド式加湿器は「弱・自動・強」で消費電力の差が大きく、電気代も大きく変わります。
まずは基本となる 3つのモード別の電気代 を整理しておきましょう。
運転モード別の電気代（30円/kWhで試算）
| モード | 消費電力の目安 | 1時間 | 1日（8時間） | 1か月（30日） |
|---|---|---|---|---|
| 弱（省エネ） | 約40W | 約1.2円 | 約9.6円 | 約288円 |
| 自動 | 約120W | 約3.6円 | 約28.8円 | 約864円 |
| 強（温風併用） | 約300W | 約9円 | 約72円 | 約2,160円 |
- 弱と強では約7倍の電気代差
- 普段は 弱 or 自動運転 がもっとも省エネ
- 強運転は“朝・夜の短時間だけ”が効率的
- 自動運転は湿度を見て調整してくれるのでムダが出にくい
ハイブリッド式は、弱＝超音波メイン（省エネ）／強＝温風を足して加湿（高出力）という仕組みのため、モードごとに電気代の差が大きいのが特徴。
- 普段は弱・自動で省エネ
- 乾燥が強いときだけ強を短時間使う
といった“使い分け”がしやすく、無駄な電気代をかけずに快適な湿度を保ちやすい方式です。
とくにアイリスオーヤマのハイブリッド式は「自動運転」が優秀で、湿度に合わせて出力を調整してくれるため、思った以上に電気代が抑えられます。
1日・1か月使うと電気代はいくら？実際の負担感をチェック
アイリスオーヤマのハイブリッド式加湿器は、どのモードを“中心”に使うかによって、1日の電気代が大きく変わります。
ここでは、家でよくある使い方をイメージしながら、1日・1か月の電気代の目安をまとめました。
| モード | 1日（8時間） | 1か月（30日） | 向いているシーン |
|---|---|---|---|
| 弱（省エネ） | 約9.6円 | 約288円 | 寝室・在宅中のつけっぱなし |
| 自動 | 約28.8円 | 約864円 | リビング・家族の集まる時間帯 |
| 強 | 約72円 | 約2,160円 | 朝の乾燥・帰宅後の短時間加湿 |
強運転は電気代が高いように見えますが、湿度が上がるのが早いため 短時間でOFFにできる のがポイント。
朝30分＋夜20分だけ強 → あとは自動 という使い方なら、月の電気代は大きく上がりません。
普段の加湿は弱・自動に任せれば、快適さと省エネがどちらも叶います。
アイリスオーヤマハイブリッド式加湿器の電気代が変わる理由
ハイブリッド式加湿器は「弱・自動・強」で電気代の差が大きくなる理由を解説します。
弱は「超音波メイン」で省エネ
弱運転のときは、水を振動させてミストを作る“超音波方式”が中心。
ヒーターを使わないため、電気代はとても安いのが特徴です。
強は「温風を足す」ため電力が増える
強運転では、ミストに温風をあてて加湿量を一気にアップ。
その分、ヒーターが動いて電気代が高くなるという仕組みです。
自動は“必要な分だけ出力する”からムダが少ない
アイリスオーヤマのハイブリッド式は湿度センサーが優秀。
湿度が上がれば弱・中運転に切り替わるため、強モードの長時間運転になりにくく、ムダな電気代が出にくいのが魅力です。
アイリスオーヤマハイブリッド式加湿器を省エネで使うコツ
ハイブリッド式は、使い方を少し工夫するだけで電気代をしっかり抑えることができます。
ここでは、今日からすぐできる省エネのポイントをまとめました。
- 普段は「弱 or 自動」を基本にする
- 強運転は“短時間だけ”使う
- 置き場所を工夫する
- 定期的な手入れで加湿効率をキープ
部屋が冷えていると湿度が上がりにくく、加湿器が強運転になりがちです。
暖房で室温が上がると湿度も上がりやすくなるため、「暖房→加湿」の順で使うと強運転が減って電気代が抑えられます。
① 普段は「弱 or 自動」を基本にする
弱運転は超音波がメインで電気代がとても安く、自動運転は湿度に合わせて出力を調整してくれるため、ムダな強運転が起きにくい方式です。
- 日中・寝室 → 弱
- リビング・家族が集まる時間 → 自動
これだけで電気代はかなり変わります。
② 強運転は「短時間だけ」使う
強運転は加湿スピードが早いぶん電力を多く使うため、朝の乾燥が強い時間帯だけ／帰宅後の最初の30分だけなど「短時間で湿度を上げたいとき」のみにすると効率的です。
- 朝の30分
- 就寝前の20〜30分
など、メリハリをつけると電気代を抑えれます。
③ 置き場所を工夫する
湿度は部屋の隅より、人のいる場所へ届く風の流れに乗せるほうが効率的です。
- エアコンの風に直接当てない
- 壁・カーテンから20cm以上離す
- 部屋の真ん中寄り or テーブル上が効果的
“届きやすい場所”に置くだけで、強運転の時間が短くなり節電につながります。
④ 定期的な手入れで加湿効率をキープ
水アカがつくと、ミスト量が落ちたりセンサーが正しく反応しなくなることも。結果的に、湿度が上がりにくくなり強運転が増える原因になります。
- タンクの水アカ → 1〜2週間に1回
- 超音波振動子 → 綿棒で軽くふき取る
- トレイ部分も水洗い
お手入れが整っていると、弱・自動でもしっかり加湿できて節電◎。
アイリスオーヤマのおすすめハイブリッド式モデル
ここからは、アイリスオーヤマのハイブリッド加湿器のおすすめのモデルを３機種を紹介します。
それぞれの特徴と電気代目安も整理しておきますので、選ぶ際の参考にしてください。
| モデル | 適用床面積の目安※ | 消費電力／加湿量目安 | 1時間あたり電気代の目安（30円/kWh換算） | 向いている部屋・使い方 |
|---|---|---|---|---|
| HDK‑35 | 木造和室約6畳 洋室10畳 | 消費電力 約40W 加湿量 約350mL/h | 約1.2円／h | 寝室・ワンルーム等、小さめの部屋で静かに使いたい方 |
| PH‑UH35 | 約10畳前後 10畳洋室対応 | 消費電力 約40W（最大時） 加湿量 約350mL/h | 約1.2円／h | デスク・書斎・小さめリビング向け。 価格もお手頃なタイプ |
| AHM-HU55A | 木造和室約15畳 プレハブ洋室25畳 | 消費電力 最大約260W（強運転時）加湿量 約550mL/h | 約7.8円／h ※弱モード時はもっと低め | 広めのリビングや家族と過ごす空間に。給水がラクな「上から給水」タイプ |
※適用床面積はメーカー目安です。実際は部屋の気密性・暖房・湿度状況により変動します。
選ぶ時のポイントは、
- 小さな部屋や寝室には「HDK-35」や「PH-UH35」のように消費電力の少ない機種が経済的。
- 広めの部屋や家族で使うなら「AHM-HU55A」のような大容量・強加湿タイプが安心。
- 運転モード（弱・自動中心）で使えば、どの機種でも電気代を抑えて使えます。
特に電気代が気になるなら、消費電力が少ないモデルで、「強運転を短時間」にする使い方がおすすめです。
よくある質問（FAQ）｜アイリスオーヤマ ハイブリッド式加湿器の電気代
- ハイブリッド式は本当に電気代が安いの？
-
弱・自動運転が中心なら、1時間あたり約1.2〜3.6円ととても省エネです。
ただし、強モードを長時間使うと消費電力が大きくなるので、短時間だけ使うのがおすすめです。
- 1日中つけっぱなしにすると電気代はいくら？
-
弱運転なら 1日約10円・1か月約300円前後 でおさまります。
自動中心でも 月1,000円弱 が目安なので、毎日使っても大きな負担にはなりにくい方式です。
- スチーム式と比べると、どっちが節電？
-
電気代をできるだけ抑えたいならハイブリッド式がおすすめ。
スチーム式はヒーターを使うため電気代は高めですが、その分パワフルで清潔さのメリットがあります。
まとめ｜アイリスオーヤマハイブリッド式は省エネ×加湿力のバランスが優秀
アイリスオーヤマのハイブリッド式加湿器は、
- 弱・自動なら省エネで使える
- 必要なときだけ強でしっかり加湿できる
- 電気代を抑えながら快適な湿度を保ちやすい
という、バランスの良さが魅力です。
電気代の目安は次の通りでした。
- 弱（40W前後）：約1.2円／h
- 自動（120W前後）：約3.6円／h
- 強（300W前後）：約9円／h
普段は弱・自動を中心に、乾燥が強い時間帯だけ強を使うことで、ムダなく効率よく加湿できます。
- 電気代を抑えたい人は「弱・自動」が基本
- 強運転は“短時間だけ”が効率的
- 自動運転は湿度に合わせて出力を調節してくれる
- 省エネ重視でも加湿力を確保したい人にぴったり
気になるアイリスオーヤマ加湿器のハイブリッド式モデルをチェックして、あなたの部屋に合う1台を見つけてみてくださいね。
